ワーウルフは、
ワーライオンの耐久力が半分ほどになったような使い魔。それが4体同時に出現する。
4体合計の攻撃力は非常に高いが、ワーウルフに対してはこの4体という特徴がだいたいはデメリットに働く。
「中耐久の群れ」というオンリーワンな性能(2018/10現在)ではあるものの、
別の言い方をすれば「範囲攻撃を4倍食らう」「
轟雷や
猛毒の淵を4倍食らう」「1体倒れるごとに火力が減る」ということ。
群れ使い魔の長所は相手にオーバーキルさせること、短所は範囲攻撃に弱いことであり、
「中耐久の群れ」という方向性は短所そのままに長所を失いがち。
例えば、
スケルトン軍団ならば
イージスを処理できるが2コスト上のワーウルフでは
イージスを撃退することは不可能なのである。
非常に微妙な立ち位置から使用率は低迷していたが、LoVコラボ使い魔
ニドの登場で救済された。
ニドの「紅蓮の突撃兵」がかかることで火力の長所が伸び、移動速度の短所が補われ、
範囲攻撃への若干の耐性を活かしながら敵や砦への猛襲をしかけやすくなった。
漫然と採用して成果が出る使い魔ではないが、デッキ構築や相手の意表をつくことで成果を狙えるか。