サーヴァントオブスローンズ（サヴァスロ）攻略Wiki（非公式）

「トリック　オア　トリート！」
体を張ってきた使い魔たちが
今、ロードに反旗をひるがえす。
それは年に一度の魔の祝祭。
「お持てなしか、さもなければいたずらか……？」
迫る使い魔、苦渋のロードは顔を引きつらせた後、
だが笑顔で仲間たちを持てなす。
そしてロードもまた問い返す。
「トリック　オア　トリート？」
ロードが背負うは赤き瞳に短命の宿命。
使い魔たちも頭をかき、笑顔でロードを持てなすのであった……

トリック、オア、トリート！

え？　何をしてるかって？

これはハロウィンっていう
魔女に伝わる祝祭なのよ！

使い魔は主人に戦いを挑み
勝った方が負けた方にご褒美を与える……
そういうお祭だって
おばあちゃんが言ってたの！

みんな密かにこの日を楽しみにしてたんだから。
さあロード、私たちと勝負よ！

つ、強い……
これがアルカナの力……

魔力の桁が違うわ……
おばあちゃんほどではないけど……
でもまるで、これって……

お、おほん！
わ、私たちも本気を出しちゃうおうかしら？
さあ、いくわよみんな。
絶対にご褒美をもらうんだからね！

……
……い、今のは、本気の半分の半分ってところかしら？

ほ、ほら、私ロードスペル使ってないし……
普段出してる雷球も、使ってないでしょ？

それにみんなも、もっとコピー体に力を貸しなさい！
まさか、ロードの方ばっかり
力を貸してるんじゃないでしょうね！？

ぐううううう……
負けない、負けないんだから……

おばあちゃんは言ったわ。
魔法使いにおなりなさい。
闇だけでなく、光も統べる――
偉大な魔法使いにおなりなさいって。

ハロウィンは闇の眷属の祝祭。
ロード、あなたの力を超えることで、
私は光の力も手に入れる。

もう一度、もう一度勝負よ！

向かえば向かうほど、凄まじい力ね……

うん、やっぱり私の力だけじゃ足りない。
みんな、お願い。力を貸して。
このウィッチ……一世一代の大勝負よ。
偉大なる魔女のサーガは、ここから始まるわ！

……わかったわ。

わかってきた。

おばあちゃんの言ってたことが。

うん、ロード、最後にもう一戦だけやりましょ。

この手応えを、確かめるために。

さあ……いざ、トリック・オア・トリートよ！

あはは……！さすがね。
偉大なる魔女じゃないけど、偉大なるロードって感じだわ。

ああ、楽しかった。
あなたと戦ってるときのみんなも
すごく楽しそうだったでしょ？
そうなればなるほど
みんな力にあふれていって。

闇だけでなく光も統べる――――
それって
きっとこういうことなんだって思ったの。

何だって、楽しい時が一番輝いてる。
そう思わない？

だから、どんな状況も楽しんじゃいなさいって。
おばあちゃんの言葉は
そういう意味だったのかなって。

これからも
私たちの旅はいろいろあるでしょうけど――

できる限り楽しんでいきましょ。
よろしく頼むわよ、私たちのロード！

うふふ、今宵は魔の祝祭。
私の「悪夢」の力が最大限増幅される時なのよ。

ロード、わかってるわよね？

さあ、おとなしく……
お菓子を出しなさい！

手強いわね……さすが私のロードということかしら。

え？
執念がすごい？

それは、お菓子がかかってるんですもの。
い、いえ……
別に私はそれほど欲しくないのだけど……
ス、スケルトンたちがね
ほら、欲しいっていうから……

わ、わたしは全然欲しくないのよ！
お菓子なんて！
甘いお菓子なんて！
くれるなら、も、もらってあげてもいいけど……！

くうう……お菓子……お菓子渡しなさいよ！
渡すでしょ、普通！
普通に考えて……お茶会にはお茶菓子が必要でしょう！

こうなったら
ありったけのスケルトンを喚んであげるわ。

さあ、トリック・オア・トリート。
お菓子をくれないなら……
スケルトンたちによるこしょぐりの系よ！

なによ、その目。

え……？

こんなにもスケルトンを出せるなら
普段から出して欲しいですって？

それは無理な相談ね、ロード。
私は悪夢の女王だけど
「常に優雅たれ」が信条なの。

でもそうね……
お菓子をくれるなら考えてあげてもいいけど……
くれない？
うう……なら、もう一勝負よ！

……さて
そろそろ本気を出そうかしら。

これ以上はさすがに、悪夢の女王の沽券に関わるからね。
あなた、本気の私を知らないでしょう？

増えたり、巨大化して踏みつけたり……

え？
そんなのできるなら普段からやってくれ？

少しお説教が必要なようね。
一気に２０マナぐらい注いでくれないと、できないのよ！

……
ふふふ……
勝ったつもりでいるでしょう？

でも残念
仕掛けは整ったわ

今までのは時間稼ぎ。
すでにこの盤は、悪夢に取り込まれた。
この悪夢の女王の支配下にね。

さあ、「何でもあり」よ？

あなたと私は同じ盤に立っている。
「だけど使えるルールは違う」。
私だけ一気に３０マナぐらい使っちゃったりね？

本当の悪夢を見せてあげる。
さあ……最後の勝負よ。
私にお菓子を渡しなさい！
トリック・オア・トリート！

ふ……
負けたわ。

ここまで悪夢を用意しても打ち勝つんだもの。
あなたが私のロードとしてふさわしいことは
よくわかったわよ。

意外と潔い？
意外とって何よ、意外とって。
当たり前でしょ。
「常に優雅たれ」よ。
もう一人の私みたいにお子様じゃないんだから、私は。

……

じゃんけんぽん！！

あ、勝った！
ね、私の勝ちね！？

うふふ、私の勝ちだから、
お菓子はもらうわよ。
さあ、つよーい使い魔である私に
お菓子を出しなさい！