大型の強個体? 何を言うておる。
妾が普通で、きゃつらが小さいのじゃ。
人食い魔? ひどい言われようぞ。
同じような顔をしたやつを食うておると、まるで自分が食われとるような気分になるというのに。
自分の食性に嫌気が差すものよ。
ほら、去れ。
そろそろ、腹が空いてくる頃合いじゃ。
それともそなた、妾がたらふく食っていい場所に連れてってくれるのかえ?
妾が普通で、きゃつらが小さいのじゃ。
人食い魔? ひどい言われようぞ。
同じような顔をしたやつを食うておると、まるで自分が食われとるような気分になるというのに。
自分の食性に嫌気が差すものよ。
ほら、去れ。
そろそろ、腹が空いてくる頃合いじゃ。
それともそなた、妾がたらふく食っていい場所に連れてってくれるのかえ?
そなたも、物好きなじゃのう。
確かに妾はハーピーよりは強い。1対1ならばの。
だが3体合わせたきゃつらほど苛烈でもなければ、きゃつらほど速くも飛べぬ。
きゃつらよりは打たれ強いが、少しのことよ。
地上の獣王や巨人のように、砦の攻撃や矢を受けて平気なほどではない。
うん? 卑下するなって?
してなどおらぬ。
それでもなお、妾には強みがあろう。
それに気付けるなら、そなたもなかなかの者じゃ。
確かに妾はハーピーよりは強い。1対1ならばの。
だが3体合わせたきゃつらほど苛烈でもなければ、きゃつらほど速くも飛べぬ。
きゃつらよりは打たれ強いが、少しのことよ。
地上の獣王や巨人のように、砦の攻撃や矢を受けて平気なほどではない。
うん? 卑下するなって?
してなどおらぬ。
それでもなお、妾には強みがあろう。
それに気付けるなら、そなたもなかなかの者じゃ。
ああ、ちまっこい!
妾は、スケルトンの大群の処理は苦手じゃ!
こういうのは、そなたが助けてくれんかえ?
妾はやはり……
同じくらい大きゅう輩……
妾が小さく見えるやつと戦わせよ。
派手さはないがの、妾は空での1対1の意地の張り合いなら、まず負けぬぞ。
妾は、スケルトンの大群の処理は苦手じゃ!
こういうのは、そなたが助けてくれんかえ?
妾はやはり……
同じくらい大きゅう輩……
妾が小さく見えるやつと戦わせよ。
派手さはないがの、妾は空での1対1の意地の張り合いなら、まず負けぬぞ。
高波はおろか、まさか雷まで耐えるとは思わなかったかえ?
目の付け所は悪うなかったぞ。
だが、妾がその上を行っていたということじゃ。
本当に、地味な上に紙一重なことじゃが、生き残りさえすればマナの空になったお主を引き裂き放題。
ふふふ……嬉しいぞ。
お主のような強い者に、実は妾が強いと知ってもらえることはのう。
目の付け所は悪うなかったぞ。
だが、妾がその上を行っていたということじゃ。
本当に、地味な上に紙一重なことじゃが、生き残りさえすればマナの空になったお主を引き裂き放題。
ふふふ……嬉しいぞ。
お主のような強い者に、実は妾が強いと知ってもらえることはのう。
主よ、ようやった。
妾は弱くない。
だが、わかりやすい強さでもない。
それをよう信じて、ここまで育てたものじゃ。
主らの言葉では、「天才は天才を見抜く」とでも言うのかえ。
ははは、すこし自惚れたわ。
これ、女の照れ顔をまじまじと見るものではない。
さあ、背中に掴まれ。
妾は大きゅうあるからな。
少しの間、空の散歩と行こうぞ。
妾は弱くない。
だが、わかりやすい強さでもない。
それをよう信じて、ここまで育てたものじゃ。
主らの言葉では、「天才は天才を見抜く」とでも言うのかえ。
ははは、すこし自惚れたわ。
これ、女の照れ顔をまじまじと見るものではない。
さあ、背中に掴まれ。
妾は大きゅうあるからな。
少しの間、空の散歩と行こうぞ。
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