スクウェア・エニックス社より配信されているスマートフォンゲーム「サーヴァント オブ スローンズ」(サヴァスロ)の非公式攻略Wikiです。


攻勢の塔/ジル・ド・レイ

娘よ。絶望の死地の中から戦の狼煙を上げるか。
お前は、自らを聖女を知るか。神の声を聞いたか。
いずれも否か……
ならばよい。
お前がお前の意思で剣を振るうならば、あの悪辣なる神とて裏切りようがない。
俺もまた、復讐のために刃を振るう者の一人。
汝がアルカナをこの身に受けよう。
この道程の果てに、我が刃がかの裏切りの神を貫くことを夢見て!

娘……いや、ロードよ。
戦場に必要なものは何かわかるか。
それは瞬発力……そして持久力だ。
これに、矛盾はない。
瞬発力を頼みとする敵はいなし、持久戦をもって破れ。
持久力を頼みとする敵は、瞬発力で一気に攻め落とせ。
どちらを可能にするのも、兵站と士気があってこそだ。
……フ、すまんな。
かつて、戦を知らぬ少女にも、こうやって教えたのを思い出した。
俺も、堕ちる前は優秀な軍師であったのだ。

ロードよ、錬金工房には毎日使いをやれ。
思わぬ掘り出し物が見つかる……錬金術とは、そもそも、そういうものだ。
……俺も、ある霊魂の復活を目指して傾倒した。
しかし、才覚の問題か……
俺が思いつき編み出したのは、悪辣で残虐な罠ばかりでな。
俺の非道なる罠は、大人も子供も等しく屠った。
それからだ。俺の名声が「高まった」のは。
後世の史家には、さぞ俺は悪魔のように描かれているだろう。
話が逸れたな。
練金の材料を集めたくば、怪しげなる者たちとも交流し、素材を集めよ。
誰かにとってのがらくたが、お前にとっての宝ということも珍しくない。
もちろん、その逆も然りだ。

硝石、硫黄、炭……一つ一つはただの土くれにすぎないが、これを混ぜ合わせると「火薬」ができる……
お前ならわかっているだろう、カラミティ・ジェーン。
俺も銃は見たことがある。
だがこれほどに小さく軽く、連射が可能なものとは……
フフフ……俺の悪辣非道な罠など、この発明の禍々しさに比べれば何と善良なことか!
お前のいた世界……いや、時代では、これがありふれているというのか?
フフフ……ハハハハハ!
神と言うのは、それほどまでに死と虚無を振りまきたいらしい!
確かめるまでもない、我が敵は魔王に他ならん!

ロードよ、俺が築く攻勢の塔……兵站の重要性を理解してくれて、嬉しいぞ。
そうだとも。
戦とは揃えた戦力の数と質で、戦う前からすでに決着している。
どれほど優秀な人材を多く揃えるか、それ自体が戦略であり戦術だ。
ゆえに戦とは、勝敗の確認作業にすぎん。
神の加護も、神の奇跡も勝敗に関係ありはしない。
支援は俺に任せろ。
ロードは準備の万端をもって進軍せよ。
……もう二度と、失敗はしない。
それが俺の……神へではない、彼女への贖罪だ。


余談
歴史上、実在の人物。
英仏100年戦争末に登場した軍略家であり、ジャンヌ・ダルクとくつわを並べた。
ジャンヌの死後、錬金術に傾倒。
錬金術の実験のために、大量殺戮を行い処罰され、没落したとされる。
「青ひげ」のモデルである。

lovでは2のみ登場。
死こそ救済と信じる不死種であり、「撃罠練成」という、史実の彼らしい技で活躍した。
ジャンヌ・ダルク2.1で登場し、以後シリーズの定番化しているが、彼女との絡みはないままであった。

サヴァスロではディアナの専用使い魔として登場。
ディアナにジャンヌの影を重ねて見ているのか、親身にチュートリアル的なことを語っている。
ジャンヌの方のフレーバーテキストでは、異なるロードのもと、敵味方で相対したようだ。

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