スクウェア・エニックス社より配信されているスマートフォンゲーム「サーヴァント オブ スローンズ」(サヴァスロ)の非公式攻略Wikiです。


ハデス

我は冥界の王!
死を恐れるな! 死こそ始まり!
冥界を知らぬ汝らに、我こそが教えよう!
汝ら、死後の永きに比べれば、生者の時など瞬きのごとき短さよ!
生こそは卵、死こそ誕生!
か弱き敵どもよ、手始めに我に死をもたらせ!
我が死こそ、汝らの死出の旅の狼煙とならん!

ロードよ……我と汝は似て非なる者。
我は単に、冥界と地上とを永久に行き来するにすぎぬ。
死という概念すら内包するゆえに、我は不滅。
死して弾けても、幾度でも再構築される……
だが、汝は違う。
汝が倒れても、我が冥界に汝の席はない。
汝はまるで……アルカナを奪われる他には、死の運命そのものが許されていない……そのようにすら見える。
我が妹ポセイドンのような流体でも、我が弟ゼウスのような全能でもない……
ロードよ。
汝はどこから来て、どこへ行く?

ククク……この冥王、攻めに守りに自在に仕え!
汝の行く末を見守るためならばこの冥王、無限に死と生を繰り返そうぞ!
うん? 意外と聞き分けがよい?
汝……冥界を、冥王を何と心得ている。
若きも年寄りも、貴きも貧しきも等しく我が客人。
我は全てを平等に受け入れ、生に疲れた者たちに安息をもたらす。
我ほど慈悲深き神はおらぬだろう。
さあ、我を生を絶つ死の門として、客人を我が冥界の宴に招き入れよ!

なるほど……我が冥界で政を執っている間に、ゼウスめがかようなことを喧伝していたか……
ゆえに我は、邪神のごとき扱いを……
あの末弟め! 次会うた時は根性をたたき直してくれる!
ロードよ、誤解を解こう。
我とて、好きこのんで、かように恐ろしげなる姿になったわけではない。
我と、ポセイドンと、ゼウス……それぞれの領地を決めたのは「くじ引き」だ。
冥界を引き当てた我は、その後にふさわしき姿へと自然と成り変わっただけのこと。
ククク……神格を定めたのが「くじ引き」などとは、信じられぬという顔をしているな。
くじ引きを侮るな。くじには運命の力が宿る。
汝が我を呼び出したのも、くじ引きのような占いの召喚術であろう。
ククク……ロードよ……くじを楽しんでもくじに飲まれるではないぞ。
気づけば、我のような恐ろしき姿になっているかもしれぬ……ククク!

ロードよ。
突然だがこたびの戦、我は一度弾ければ戻ってはこぬ。
お主のあの術を持っても、即時復活するつもりはない。
唐突ですまぬことだが、今日は妻との結婚記念日なのでな。
妻は我の様々な不手際のせいで、冥界と人界を行き来する「門限」に縛られてしまったのだが……
しっかりと門限も守り、この老骨の世話をやいてくれる、いじらしき妻でな……
カカカ! 汝に惚気話はまだ早いか!
まあ、そういうわけだ、ロードよ。
無責任だと? 怒ったか? うむ、怒れい。
さあ、我を誅せ! 我を粉々に砕け!
そうすればすぐに黄泉送り、妻ともすぐに会えるからな!
よろしく頼んだぞ、ロード! また会おう!


余談
ギリシャ神話の冥府の神。
ハデス、ポセイドン、ゼウスの順で三兄弟、時の神クロノスの息子、世界の神ガイアと天空の神ウラヌスの孫である。
ゼウスがとにかく最強イケイケ、ポセイドンが無骨な武人的最強に描かれる中、ハデスは控え目で愛すべきヘタレなエピソードが散見される。
逆に言えば、人間らしいエピソードに富む。死=冥府参入を安らぎのある慈悲深いものとして捉えるためそうなったのだろうか。
フレーバーテキストの通り、三兄弟の領地分けは「くじ引き」で決められている。

lovでは3と4に登場。4ではデザインが変更された。
愛妻ペルセポネから冥府の長の座を狙われているが、それはハデスが「戦い向きの性格ではない(優しい)」ため。
なお、lov2で開かれたユーザーイラストコンテスト・カード化のお代は「ワルキューレまたはハデス」であった。
その際はワルキューレが入賞し、ハデスはカード化されなかった。

サヴァスロではオレールの専用使い魔として登場。
深では暗にガチャに飲み込まれるなと仄めかし、罪では壮絶にのろけている。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

当Wikiの見方・注意点

データ集

カード

コラボカード

フレーバーテキスト

カードテキスト

メンバーのみ編集できます