退呪の神光/バルドル 
虚
我がロードよ。ぼくはバルドル。
オーディンとフリッグの息子にして光の御子。
死人であるがゆえ、君にしか姿が見えない。
だが死人だからこそ出来ることもある。
君たちをぼくの光で守り抜くことを約束しよう。
ただ一つお願いがある。
君たちの陣にいる、あの悲しい目の女神には、
ぼくの存在を教えないで欲しい…
──バルドル
オーディンとフリッグの息子にして光の御子。
死人であるがゆえ、君にしか姿が見えない。
だが死人だからこそ出来ることもある。
君たちをぼくの光で守り抜くことを約束しよう。
ただ一つお願いがある。
君たちの陣にいる、あの悲しい目の女神には、
ぼくの存在を教えないで欲しい…
──バルドル
実
さあ石を取れ！ 槍を投げろ！ 矢を放て！
今日はめでたい祝いの日さ！
女神フリッグは全ての命あるものと命なきものに
我が子を傷つけるなかれと誓わせたのさ！
今日はその母の愛を祝う日だ！
さあさあ！ 何でも彼に投げつけてみたまえよ！
このヤドリギの枝などどうだい、キミ？
──ロキ
今日はめでたい祝いの日さ！
女神フリッグは全ての命あるものと命なきものに
我が子を傷つけるなかれと誓わせたのさ！
今日はその母の愛を祝う日だ！
さあさあ！ 何でも彼に投げつけてみたまえよ！
このヤドリギの枝などどうだい、キミ？
──ロキ
真
ヤドリギが女神の誓いから漏れてたこと？
もちろんボクは知ってたさ。
何であろうと完璧なものはありはしない。
その間隙を突くのがボクの数少ない愉しみでね。
で、なんでそんなことしたかって？
だってさ、ホラ。普通にむかつくだろ？
ああいう美形の優等生ってさ！
──ロキ
もちろんボクは知ってたさ。
何であろうと完璧なものはありはしない。
その間隙を突くのがボクの数少ない愉しみでね。
で、なんでそんなことしたかって？
だってさ、ホラ。普通にむかつくだろ？
ああいう美形の優等生ってさ！
──ロキ
深
誰も君の姿を見ない。誰も君の名を呼ばない。
どうだねバルドル。光の御子よ？
ヘルも知恵を回したようだね？
こうして外界に出られても君は依然死者のまま。
愛しい母の髪を撫でようと、
見つけてもらえぬ哀れな子というわけだ！
だがもし君を見て名を呼ぶ者に出会えるなら…
次の「黄昏」も少しは楽しめるだろうね！
──ロキ
どうだねバルドル。光の御子よ？
ヘルも知恵を回したようだね？
こうして外界に出られても君は依然死者のまま。
愛しい母の髪を撫でようと、
見つけてもらえぬ哀れな子というわけだ！
だがもし君を見て名を呼ぶ者に出会えるなら…
次の「黄昏」も少しは楽しめるだろうね！
──ロキ
罪
母上、世界が炎に包まれるのが見えますか？
母上、全てが暗黒に沈むのが見えますか？
愛しき我が母上よ。
ぼくはいまここにいて、貴方の肩を抱いてます。
あなたの傍らで、あなたの涙を拭ってます。
姿はなくとも、ぼくは常にあなたのそばです。
でも、もう〈卵〉が孵る時が訪れました。
残念ながら共にいられる時は終わりです。
父上は既に戦場に赴きました。
ならばぼくも行きましょう。
ぼくはあなたの息子。戦士なのですから。
──バルドル
母上、全てが暗黒に沈むのが見えますか？
愛しき我が母上よ。
ぼくはいまここにいて、貴方の肩を抱いてます。
あなたの傍らで、あなたの涙を拭ってます。
姿はなくとも、ぼくは常にあなたのそばです。
でも、もう〈卵〉が孵る時が訪れました。
残念ながら共にいられる時は終わりです。
父上は既に戦場に赴きました。
ならばぼくも行きましょう。
ぼくはあなたの息子。戦士なのですから。
──バルドル
余談
北欧神話のオーディンとフリッグの息子。
フリッグから何人たりともバルドルを傷つけられない加護を与えられていたが、ロキの奸計により加護から唯一漏れていたヤドリギに貫かれて命を落とす。
ダウンロードリンクスで実装された、lovにはいないサヴァスロオリジナル使い魔である。
フレーバーテキストは、サヴァスロのメインシナリオも担当されている七月鏡一先生によるものと発表されている。
フリッグから何人たりともバルドルを傷つけられない加護を与えられていたが、ロキの奸計により加護から唯一漏れていたヤドリギに貫かれて命を落とす。
ダウンロードリンクスで実装された、lovにはいないサヴァスロオリジナル使い魔である。
フレーバーテキストは、サヴァスロのメインシナリオも担当されている七月鏡一先生によるものと発表されている。
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