スクウェア・エニックス社より配信されているスマートフォンゲーム「サーヴァント オブ スローンズ」(サヴァスロ)の非公式攻略Wikiです。


マンドレイク召喚塔/ラージ・マンドレイク

人の歴史とは、自然との戦いの歴史である。
近年、文明の進歩、都市の発達によって、都市に暮らす人々は「自然を守ろう」「自然を愛でよう」などの思想に憑かれている。
自然の恐ろしさを知らぬ者どもの、たわごとだ。
土地を開墾するのに、どれほどの苦労があるか。
懸命に草をひいても、夕立が降れば明後日には新芽が伸びている。
自然と人は、常に領土という限りある資源を奪い合ってきた天敵同士なのだ。
そして今、私は、その自然の王の姿を目撃した。
森の奥深く、巨大なマンドレイクが、子株を次々と走らせているのだ!
しかしあの寝ぼけ眼……そして子株の走る何やら楽しそうな様子に……
私も、「自然を守ろう」「自然を愛でよう」、そういう気持ちに……
どうやら私は、ここまでのようだ。

んー、人間たちはわかってねえ。
おいらたちが歩くのは、ただ単に生きるためよ。
おいらたちだって、養分たっぷりの土から養分を吸い上げて生きてるんだ。
土は、そんな簡単に回復しねえよ。土が再び肥えるまで、何年もかかるよ。
つまりおいらたち、自然破壊をしながら生きてるわけ。
だから、死なないために、歩くようになったわけ。
おいらは怠け者だったから、大きくなりすぎて、動けなくなって……まずいわけ。
だから、子株をたくさん出して、養分を集めて来てもらってるわけ。
おいらたちが動物か植物か?
うーん、その分け方自体、無理がねえ?
例えばほら……あそこ、燃えてる鳥が飛んできてるだろ。
あれ、生きてるの? 死んでるの? どっちでもじゃねえ?
あ、もう聞いてねえか。
球根触って、死んじまったか。
そうなんだよ、おいらたち、驚いたら叫んで爆発しちまうんだよ。
まあ、あんたも土に溶けて養分になってもらうから、無駄にはしねえよ。

最初は、おいらの子株を食べるもんだからおっかねえと思ったけど、
ママリリは枯れ葉をくれるし、燃えてる鳥は灰をくれるし、友達っていいなぁ。
おいらも、ママリリたちと冒険したくなってきたなぁ。
何百年ぶりかに、重い腰を上げようとするかな。
腰……おいらの腰って、どこだ?
くびれてたりするのかなぁ。
というか、おいらの足って、どうなってるんだ?
土から引っこぬけるかなぁ……
ふんっ……
うわ、地震だ……大きい、気をつけろ!
え、これ、おいらの足が起こしてるの!?
おいらの足……どれだけ大きくなってるの!?

ん……もう夜明けか。出発か。
ごめん、おいら、一晩ですっかり根を張っちまったよ。
この土地、養分たっぷりで、カラカラに吸い上げちゃったね。
ママリリ、ロビン、悪いけど引っ張り上げてくれねえかな。
燃えてる鳥は、ひっぱらないでくれよ。
おいら、香ばしく焦げちゃうから。
そう、一列になって、うんしょうんしょってね、おいらの子株にも手伝わせるから。
大丈夫、抜けるとき、おいら驚いて叫んだりしないよ。
おいらが爆発したら、みんな木っ端みじんだからね。
そうそう、そうやって力いれてね。
ん、動いた。そうだよ、その調子だよ。
ん……地面が揺れてる……地震だ……
大変だ、地震だよおおおおおおお!?

何でも知ってる長老の木ってあるよね。
おいらももうあの立場……まさに「古株」ってところかぁ。
じっくり育てられて、限界を突破したマンドレイクは凄いぞ。
どう凄いかって?
そりゃもう……味が染みてて、おいしいんだよ。
お近づきの証に、おいらを1株どうぞ。
爆発するぐらのおいしさだよ。


余談
マンドレイク FTの項を参照

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