カカカ……! わしはワイズ・スケルトン!
お主はわかっておらんな……スケルトンの使い方のなんたるかを!
わしはスケルトンが強大などと言うつもりはない。
スケルトンは弱小!
ゆえにちまちまと出して、敵の注意を引くこと自体が極意!
カカカ、恐れ入ったか!
わしの頭脳をもってすれば……
ん……わしの頭脳……からっぽ!?
お主はわかっておらんな……スケルトンの使い方のなんたるかを!
わしはスケルトンが強大などと言うつもりはない。
スケルトンは弱小!
ゆえにちまちまと出して、敵の注意を引くこと自体が極意!
カカカ、恐れ入ったか!
わしの頭脳をもってすれば……
ん……わしの頭脳……からっぽ!?
どうやってそんなにスケルトンを大量生産しているかだと?
カカカ! 不思議であろう!
そうだな……ヒントをやろうか……
ヒントは、スケルトンは体の一部が欠けたぐらいでは何ともないということよ。
あれを見よ。あれは右腕の欠けたスケルトン。
あちらは、左腕の欠けたスケルトン……
あれなぞ、頭の欠けたスケルトン。
あのように、異なる体の一部が欠けたスケルトンが、合計7体おる。
さて質問じゃ。あれは元々何体だったのか……
カカカ、その中身の詰まった頭で考えてみよ!
カカカ! 不思議であろう!
そうだな……ヒントをやろうか……
ヒントは、スケルトンは体の一部が欠けたぐらいでは何ともないということよ。
あれを見よ。あれは右腕の欠けたスケルトン。
あちらは、左腕の欠けたスケルトン……
あれなぞ、頭の欠けたスケルトン。
あのように、異なる体の一部が欠けたスケルトンが、合計7体おる。
さて質問じゃ。あれは元々何体だったのか……
カカカ、その中身の詰まった頭で考えてみよ!
ワイズ・スケルトンの朝は早い。
「夜のうちに終わらせておきたいんじゃがの」
一体一体、丁寧に骨をつぎはぎして、スケルトンを組み立てる。
「囮で構わんと思っとる。じゃが、囮になる前に壊れたらいかん」
お仕事をしていて、嬉しいときは?
「そうじゃな……誰かの後をついてったスケルトンどもが、砦を落したときかの。
体力はないが、攻撃の熾烈さは並の使い魔ほどはある。
血の気の多い、良い子たちなんじゃ」
血はないと思いますが?
「……ええい、仕事の邪魔をするなら余所へ行けい! こちとら、粉骨砕身で作っとるんじゃ!」
「夜のうちに終わらせておきたいんじゃがの」
一体一体、丁寧に骨をつぎはぎして、スケルトンを組み立てる。
「囮で構わんと思っとる。じゃが、囮になる前に壊れたらいかん」
お仕事をしていて、嬉しいときは?
「そうじゃな……誰かの後をついてったスケルトンどもが、砦を落したときかの。
体力はないが、攻撃の熾烈さは並の使い魔ほどはある。
血の気の多い、良い子たちなんじゃ」
血はないと思いますが?
「……ええい、仕事の邪魔をするなら余所へ行けい! こちとら、粉骨砕身で作っとるんじゃ!」
なんじゃあの、狼……? に乗った赤い頭巾の少女? は……
なぜスケルトンを無視してこちらに向かってくるんじゃ……
色々、おかしいじゃろ……
スケルトンを囮に使ってくれていいとは言ったが……
わ、わしは囮にしていいとは言っておらんぞ!?
うわ、工房が攻撃されて!?
や、やむをえん……製作途中のスケルトンを全部出せ!
未完成でもかまわん!
足がない? 足なんて飾りじゃ! こ、この工房を守るんじゃあああ!
なぜスケルトンを無視してこちらに向かってくるんじゃ……
色々、おかしいじゃろ……
スケルトンを囮に使ってくれていいとは言ったが……
わ、わしは囮にしていいとは言っておらんぞ!?
うわ、工房が攻撃されて!?
や、やむをえん……製作途中のスケルトンを全部出せ!
未完成でもかまわん!
足がない? 足なんて飾りじゃ! こ、この工房を守るんじゃあああ!
納品完了……間に合った……
あの博士はうちのお得意様じゃが……
いつも注文が唐突で大量……
そんな急に言われても無理じゃと言っても、「そこをなんとか、間に合わせてほしいのであーる!」でな……
報酬割増しでも払いが滞ったことはないから、悪い博士ではないんじゃが……
ロードよ、お主にまで手伝ってもらってすまなかったな……
うむ、何日寝て無いかわからん。
この老骨にはこたえる。
どうじゃ、今日はのんびり、骨休めといかんか。
……思い出した。わし、寝る必要ないんじゃった!
あの博士はうちのお得意様じゃが……
いつも注文が唐突で大量……
そんな急に言われても無理じゃと言っても、「そこをなんとか、間に合わせてほしいのであーる!」でな……
報酬割増しでも払いが滞ったことはないから、悪い博士ではないんじゃが……
ロードよ、お主にまで手伝ってもらってすまなかったな……
うむ、何日寝て無いかわからん。
この老骨にはこたえる。
どうじゃ、今日はのんびり、骨休めといかんか。
……思い出した。わし、寝る必要ないんじゃった!
「実」で言及されているのは、島田荘司『占星術殺人事件』のトリックに当たると思われる。
後年、『金田一少年の事件簿 六角村殺人事件』でそのトリックが取り上げられさらに有名になった。
金田一少年の文庫版冒頭には『占星術殺人事件』よりアイデアを拝借した旨が記されている。
イラストの赤い骸骨は、lov1で「死神」として登場している。
制圧力を吸い取る罠……という技「ソウルスティール」を持っていたが、
lov2でロマンシング・サガ2から七英雄がゲスト参戦すると、
クジンシーの技「ソウルスティール」と名前がかぶるということで「オーラドレイン」に変更された。
lov2稼動時すでにlov1のカードは事実上使えない扱いになっていたので、熱心なプレイヤーでも「オーラドレイン」を知る者は少ない。
サヴァスロでは「ワイズ・スケルトン」(賢いスケルトン)として参戦。
スケルトン工房の主として職人業を頑張っているようだ。
スケルトン軍団のフレーバーテキストにも登場している。
後年、『金田一少年の事件簿 六角村殺人事件』でそのトリックが取り上げられさらに有名になった。
金田一少年の文庫版冒頭には『占星術殺人事件』よりアイデアを拝借した旨が記されている。
イラストの赤い骸骨は、lov1で「死神」として登場している。
制圧力を吸い取る罠……という技「ソウルスティール」を持っていたが、
lov2でロマンシング・サガ2から七英雄がゲスト参戦すると、
クジンシーの技「ソウルスティール」と名前がかぶるということで「オーラドレイン」に変更された。
lov2稼動時すでにlov1のカードは事実上使えない扱いになっていたので、熱心なプレイヤーでも「オーラドレイン」を知る者は少ない。
サヴァスロでは「ワイズ・スケルトン」(賢いスケルトン)として参戦。
スケルトン工房の主として職人業を頑張っているようだ。
スケルトン軍団のフレーバーテキストにも登場している。
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