スクウェア・エニックス社より配信されているスマートフォンゲーム「サーヴァント オブ スローンズ」(サヴァスロ)の非公式攻略Wikiです。


カークス


人間たちは、凄い。
一瞬で、体いくつぶんも遠くまで駆ける。
軽々と、体いくつぶんも遠くまで物を投げる。
オレには、できない……
炎の巨人カークスは火球を生むと、力の限りそれを投げた。
火球は彼の体二つぶんほどを飛んで、砦を破壊した。
ほら、オレは遠くまで物を投げられない……
彼は、自分の大きさをわかっていない。


人間たちは、不思議な生き物だ。
自分の体ほどの大きさもある石を、何年もかけて工夫して積み上げて、オレたち巨人の遊び場を作ってくれる。
どうして、こんなに優しくしてくれるのだろう?
オレたちは、人間に何もしてあげられないのに。
オレは、人間に感謝して、作ってくれた遊び道具を壊す。


燃えるような赤い目――
オマエも、体の中に火を飼っているのか?
触った物を燃やしてしまうのか?
赤い目の人間は答えた。
「そうではない。だが、それに近いことは起きる」
そうなのか……
……オマエ、大変だな。
オレと同じ辛さを持つ人間。
オレはお前を、助けてやることはできるか?


赤い目についていくと、不思議なことが起きた。
友達が、いっぱいできた。
炎を使うメガミは教えてくれた。
建物は遊び道具じゃない……
だから見境無く壊しちゃいけないことも、知った。
戦いを終わらせるために戦う、そんな戦いがあることも知った。
オレは戦いに呼ばれる。
だけど、人間や生き物は殺したくない。
そう言うと、紅い目の人間は「それでかまわない」と言った。
みんなが、シンネンに基づいた範囲で戦えばいいと。
シンネン……それは難しくて、オレにはよくわからない。
ただ、オレの体の中にある火のようなものだと、紅い目は言った。


全力で砦を破壊する。
全力で本拠地を破壊する。
そうすれば、戦いが早く終わることを、知った。
戦いが終われば、味方は安全になる。敵を逃がすことができる。
殺し合うのは、無駄だ。
無駄に殺し合う必要は、ない。
戦いさえ終われば……きっとその後は、友達になれる。
体の炎が熱く吹き上がる。
信念。
カークスは誰よりも積極的に、戦いに臨む。
皆と友達になれる、穏やかな日々の到来を願って。


余談
ローマ神話に出てくる巨人。
体内には炎が吹いているとされる。

lovでは3に登場。
コモンカードの魔種大型使い魔でありながら、高攻撃力+実用的な「ツインアタック(2体攻撃)」で、
同じく高攻撃力のアタッカーである魔種レッドクィーンと組んで暴れ回った。
本来ならば天敵であるはずのディフェンダータイプにも強引に押し勝ててしまったので、もう止まらない。
「もう全部あいつらだけでいいんじゃないかな……」であった。
その一世を風靡した組み合わせは「レッドクィーン」「カークス」の名前から「レッカー」と呼ばれた。
レッカー車のごとき処理力・解決力にぴったり。

サヴァスロでは遠距離から砦を壊す使い魔として登場。
奇しくも、またレッドクイーンと合わせて尖らせてみたい性能をしている。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

当Wikiの見方・注意点

データ集

カード

コラボカード

フレーバーテキスト

カードテキスト

メンバーのみ編集できます