サーヴァントオブスローンズ（サヴァスロ）攻略Wiki（非公式）

ソロモン７２柱の悪魔、第４２大公爵フォカロル、ここに。
さて、あなたはどのような調べをお聞きになりたいのですか？
音楽を頼むのではない？
私に風と波を所望……そうですか。
まあ、よいでしょう。
私が演奏するにも、ここは雑音がうるさすぎますからね。
まずはその雑音――心臓の音を、消して参りましょう。

雨を降らせば歓喜にむせび泣き、洪水を起こせば悲鳴を上げ恨み言を唱える……
まったく……生命……特に人というのは、黙って音楽に耳を傾けるということができないのですかね。
さあ、戦場は我が波によって片付きました。
我が弦楽の妙技、今宵はどのような調子の曲を……
え？
役目はすんだから帰ってよい？
眠るから、静かにしろ？
ヴァイオリンの練習も禁止？　アルカナの中に帰れ？
むぐぐ……むぐぐぐぐぐ……むぐぐぐぐぐぐ！

はあ……最近は衝波でハーピーやスケルトンを流してばかり……
我らがソロモン王は、私の演奏にもよく耳を傾けてくださった……
そしてあの鋭すぎる感性と洞察から、
「なるほど、弦の長さが半分になれば振動数は二倍に、音階は一段上がるのですね」
と弦楽器の恐るべき秘密に、自然とお気づきになられた……
それに比べてこのロードは、休む間もなく戦いに明け暮れてばかり！
ロード！　私の伴奏に合わせて歌いなさい！
私が弾き語りをするので、それにあわせて歌うのです！
行きますよ、「赤い〜景色に〜　眠る〜真実〜♪」ハイッ！

「語りかける　小さな　声が〜♪」ハイッ！
「とびだせ〜（とびだせ〜）パラレルワールド（パラレルワールド）♪」ハイッ！
ダメだ……こんなに素晴らしい曲なのに……
向き不向き……その前の次元の問題……
どんな曲調でもこのロードには……
歌う『心』がない……！
戦いの日々の中で歌う心を忘れてしまったのか……？
ロードよ……お座りなさい。
よいですか……確かに私の衝波は強力な武器です。
ですが……時には歌が、もっともっと強力な武器となることがあるのです。
わかりますか？
……ええ、そうそう、鼓膜を破る怪音波……怪音波！？
な、何を言っているのですかあなたは……！？
違います！　音楽は士気を高めたり、疲れを癒したり、愛を育んだり……
ああもう、この悪魔に何を言わせているのですか！

……いつかきっと、あなたも歌の良さに気づく日が来るでしょう。
決めました。
私が奏でるのは、今しばらくは死の旋律。
全ての力を解放し、全ての戦乱の火種を高波でさらいましょう。
いつか……
平和で、のどかすぎて、あなたから自然と鼻歌が漏れてしまうような……
そんな世界の到来を目指して。

中世悪魔学によるソロモン72の悪魔、第52公爵フォカロル。
水を操るとされる。

lov3から登場。
敵を弾き飛ばす能力が常に一定となる、という中コストに求められない限定的・消極的な性能で対人戦では活躍できなかったが、
ストーリーモードのボスすら大きく弾き飛ばせるためストーリーモードでは輝くことがあった。
3のフレーバーテキスト物語ではジャンヌ、アフロディーテ、ラクシュミーのバンド「レッド・デッド・ラプソディ」に唯一の男性奏者として参加している。
4人とも弦楽器という超強気の編成である。

サヴァスロでは硬派路線でいきたいものの、音楽を理解しないロード相手に上手くいかない様子が描かれている。
歌を全然理解しないロードとは誰だろうか。
なお、歌わせようとしている曲は
「真」……lov1のエンディングテーマ『LOAD OF VERMILION』
「深」……lovAの１章エンディングテーマ『ドゥクスコトノハ』『パラ・パ・パラレル』
のようだ。